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理解を深めるための用語集

 [ 関連用語
■防衛機制
不安、抑うつ、欲求不満、罪悪感、恥などの不快な感情を避けるための心の安全装置のこと。自分にとって苦痛な感情を受け入れる心の余裕がない時に、それらを受け流すために無意識に働きます。通常は本人が自覚することはありません。

精神分析学の権威であった小此木啓吾によると、自己愛者は「自分にとって都合の悪い、いやな自分を見まいという防衛機制が過度に発達してしまっている人たち」のこと。


■投影
自分の中にある受け入れがたい負の感情や悪い部分を他者が持っているとすり替えてしまうこと。自分自身の欠点を相手の中に写し、それを攻撃することで自分とは無関係のものとして切り離してしまいます。取り入れとは反対に、自分の中のものを外に出す防衛機制です。

NPDが「自分のことを棚にあげて」「お前が言うなということを言ってくる」のはこのためで周囲の人にぶつける暴言や説教はそのまま本人のコンプレックスを露呈していることが多いのです。(無視された、お前は冷たい、お前はワガママだ、嫉妬された、真似された、お前は友達がいない、など)


■脱価値化
自分の期待どおりの反応をせず(褒めてくれない、感謝してくれない、愛してくれない、拒絶された、批判されたなど)欲求不満をおこさせたり自尊心を傷つけた相手を価値のない人とみなす防衛機制。「自分を認めてくれない相手には価値がない」と考えることで心を守ります。

NPDは自分の期待や依存を満たしてくれるときは手放しで『賞賛』しますが、少しでも拒絶したり批判したりするとその評価は180度変わって、『こき下ろし(全否定の攻撃的非難)』の対象となり、人間関係が安定しない。


■躁的防衛
精神的苦痛から逃れるために、現実を直視せず自分の都合のよいように解釈する防衛機制。強がったり、居直って攻撃的になったり、根拠のない優越感に浸ることで心を守ります。
罪悪感から生じる心の痛みに

・万能、とくに対象のコントロール、脱価値化(軽蔑感)、対象への勝利感、征服感

当人は依存を否認し、依存対象との力関係を空想の中で逆転させており、依存対象を軽視、軽蔑し、罪悪感を抱くに値しないとみなし、勝利感・全能感を抱き、思うとおりにコントロールするのだという。
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2011/05/20 | Comment (0) | Trackback (0) | Edit |
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ガスライティングとは

 [ 関連用語
ガスライティング(gaslighting)は心理的虐待の一種。
被害者にわざと誤った情報を提示し、被害者が自身の記憶、知覚、正気を疑うよう仕向ける手法。
(Wikipediaより)

標的となる人物(ターゲット被害者)の感覚喪失,妄想,悪評,トラブル等を捏造または演出し,ターゲット被害者の社会的評価を失墜させ,ターゲット被害者自身が自滅したかのように見せかける数々の手口の総称を「ガスライティング」と呼びます。


ガスライティングの例


・嫌がらせの事実を加害者側が否定してみせる
・被害者を当惑させるために奇妙なハプニングを起こして見せる
・あなたの言い分を全く受け付けず、貴女の記憶が間違っているように責める。


例えば、ターゲットの持ち物を一旦隠しておき、ターゲットが騒ぎ出し、周囲に対して疑念を持ち、探し回ってあきらめかけたところで元の場所とは少し違う場所に戻す。そうするとターゲットの記憶違いで周りに迷惑をかけたことになってしまう、といったいたずらのようなもの、ターゲットの悪評をでっち上げる陰湿なもの、ターゲットの衣服のサイズをこっそり変える、車のキーをコピーし、車のミラーやシートの位置を少しだけずらす、飲食物の味を変えるなどしてターゲットに被害者自身の感覚を疑わせる、ターゲットの自宅や車に頻繁に侵入して物品を少しだけ移動させる、メールの内容を改ざんする、郵便物をすり替えるといった犯罪に値するようなもの、挙句の果てにはターゲットのバッグに覚せい剤を入れて犯罪者に仕立て上げようとするとんでもないものまで、さまざまな手口があります。

いたずらレベルから徐々にターゲットの心理状態を壊していき、ターゲットを社会的に「おかしな人間」に仕立て上げる行為です。基本的にそれぞれの手口は「偶然の不幸」を装う行為であり、関連性の立証が難しい行為です。これをプライベートでも仕事中でも、日に何度も、毎日、何年もしつこく続けることで、心理的、経済的に衰弱させて、ターゲット被害者の人生を破壊するのです。


ガスライティングの名前の由来


「ガス燈」という演劇(映画)にちなんでいる。
妻が正気を失ったと当人および知人らに信じ込ませようと、夫が周囲の品々に小細工を施し、妻がそれらの変化を指摘すると、夫は彼女の勘違いか記憶違いだと主張してみせる。

夫に「物忘れや盗癖が目立つ」と指摘された妻は自分がおかしくなったのだと思い込み、不安に苛まれるようになる。しかし、それは夫がそう言い聞かせることで妻を精神的に追い込んでいたからだった。


ガスライティングの加害者とは


心理学者のマーサ・スタウトは、ソシオパスはよくガスライティングの手法を使うと述べている。

ソシオパスは、絶えず社会的道徳規範から逸脱し、法を破り、他人を食い物とするが、概して表面上は魅力的で、巧みな嘘つきであり、犯罪に関わるようなことはしない。従って、ソシオパスの犠牲者になっている人は自分の認識能力を疑ってしまうことがある。配偶者間の身体的虐待の加害者の一部は、被害者側にガスライティングを行なっている場合があり、自分が暴力的であったことをきっぱり否定することさえある。


ガスライティングへの対抗策


ヒルデ・リンデマンは「ガスライティングの場合、それに抵抗する能力は、自分の判断力を信頼する能力に負っている」と述べている。加害者に抵抗する「別の解釈」を打ち立てることは、「通常の自由な心の働き」を取り戻す、あるいは初めて手に入れることの助けになるかもしれない。


職場におけるモビング・ガスライティング犯罪


ターゲットの自主退社を促すために会社ぐるみで執拗な嫌がらせを繰り返し精神的においこんでいく行為。
モラハラは個人主導ですが周囲にターゲットの悪い点を吹き込み孤立させたり、イジメに加担させるように仕向けて退社に追い込んでいくためガスライティングに通じるものがある。

モビング
職場ぐるみで細かいながらも執拗な嫌がらせや生活妨害を続け、ターゲットとなった人物が辞職せざるを得ない状態を作り上げる、集団不法行為のこと。

通常結果的には自己都合退職にさせられます。会社側がターゲット被害者を解雇する形式をとらないのは、「何も起こっていない。この人が勝手に辞めたのだ。」という表面上の体裁を取り繕う意図があるためです。実行犯は、明らかに嫌がらせであると証明できる行為や犯罪と証明できる行為を注意深く避け、全ての嫌がらせや生活妨害行為に「偶然」を装います。ターゲット被害者となった人の悪評を広めたり、客を装いクレームを付けたりといった行為も行われます。

これが職場だけではなく、ターゲットの私的な生活、社会的な生活全般に応用されたのが、「ガスライティング犯罪」です。


GasLighting - 大人のいじめ 社会のいじめ 日本の現実

2011/05/20 | Comment (6) | Trackback (0) | Edit |
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学習性無力感

 [ 関連用語
学習性無力感

長期に渡り、自分の尊厳や価値がふみにじられる(総じて言えば人格否定される)場面に置かれた場合、次のような徴候が現れるという。

1.被験者は、その圧倒的に不愉快なストレスが加えられる状況から、自ら積極的に抜け出そうとする努力をしなくなる。
2.実際のところ、すこしばかりの努力をすれば、その状況から抜け出すのに成功する可能性があったとしても、努力すれば成功するかもしれないという事すら考えられなくなる。言い換えると、長年受けた仕打ちによる反動で、どんな可能性さえも「無駄な努力」と断じ、自発的行動を全くしなくなる。
3.ストレッサーに対して何も出来ない、何も功を奏しない、逃れられないという状況の中で、情緒的に混乱をきたす。
長期の家庭内虐待の被害者、学校での人格否定やいじめなど、行動の心理的根拠を説明する理論として、注目されている。


自己主張


その学習性無力感と自信の衰えが、『抑うつ状態・アパシー状態』を引き寄せてしまうという心理メカニズムがありますが、こういった間接的なマインドコントロール(言語的・非言語的な暗示)の弊害を回避して改善していくためには、『自分自身の意志・意欲・目標』を段階的に取り戻していき、相手の理不尽な揶揄や皮肉に対してはっきりと拒絶して『不快になってやる気もなくなるので、そういったことは二度と言わないで欲しい(自分を下に置いてからかうような指示的・揶揄的な言動をこれからやめてもらえないと一緒に付き合うことはできない)』という自己主張ができるようになる必要があるでしょう。
http://s.webry.info/sp/charm.at.webry.info/201303/article_11.html

2011/05/20 | Comment (0) | Trackback (0) | Edit |
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メランコリー親和型性格とうつ病になりやすい性格傾向について

 [ 関連用語
メランコリー親和型とは、ドイツの精神医学者・テレンバッハが提唱した「うつ病」に親和性を持つ性格傾向で以下の特徴があります。

(1)秩序愛
真面目、几帳面、責任感が強い、道徳的でルールに忠実、律義、正直、
仕事好き、凝り性、完璧主義、手を抜けない、他人まかせにできない、
頑固で柔軟性がない。

(2)他人との円満な関係
対立を嫌い自分から折れる、頼まれると嫌と言えない、我慢強い、
誠実、世話好き、小心、他人の評価を気にする。


まじめ、几帳面、責任感が強い、仕事熱心、といった性格的特徴は一般的には好ましいものとされ、社会的にもプラスの評価をされる場面が多いでしょう。日本人に多い性格傾向ともいえます。しかしこの好ましい性格傾向が現代社会では逆にストレスの原因となり、「うつ病」を招く誘因になると考えられています。これらの性格は他面では、融通が利かない、頑固、自己主張ができない、人の目を気にしすぎる、といったマイナスの面も併せ持っているからです。

この性格傾向の人は、一定の秩序やリズムが乱されることを嫌います。また仕事においては量も質も完璧にこなそうと努め、さらには周囲と合わせようとするあまり、自分のペースが乱れてストレスが蓄積されてしまいます。「柔軟性に欠け、手を抜けない」ことが「うつ病」の引き金になるようです。


「うつ病」になりやすい性格傾向の人にはある共通した考え方のパターンもあるようです。1970年代に「認知療法」(後述)を確立したアメリカのベックは、「うつ病」になりやすい人は、「自分自身、世界(周囲の人との関係)、将来」の三つに対して否定的なとらえ方をするとしています(「否定的認知の三徴」)。例えば、たったひとつの失敗で、「自分はダメな人間だ」と自分自身を責め、「周りの人から嫌われるのではないか」と周囲の人の評価にこだわり、「自分の人生にはこの先も良いことなどあるはずもない」と将来に対して悲観的になります。こうして一旦気持ちが沈みこむと、ものごとを悲観的にとらえるようになり、ますます気持ちがふさぐという悪循環に陥ってしまうのです。
「うつ病」の病前性格


H.テレンバッハのメランコリー親和型性格や下田光造の執着性格、E.クレッチマーの循環気質、A.ベックの抑うつスキーマがうつ病の代表的な病前性格として知られていますが、それらの性格行動パターンの特徴をまとめると以下の6つに集約することができます。

1.物事を正確にこなしたいという“几帳面さ”があり、いい加減な考え方や仕事を許さない“生真面目さ”がある。

2.自分の発言や行動に対する“責任感”が強く、物事が上手くいかない時や他人に迷惑を掛けた時に必要以上の“自責感・自罰感情”に悩みやすい。

3.自分の言動(仕事ぶり)が他人にどういう影響を与えるか、他人がどのような考えや感情を抱いているかなど“他者配慮性”が強く、自分自身の心身を休めたりケアするのが苦手である。

4.物事や仕事が規則正しく進んでいかなければならないという“秩序志向性”を持ち、“勤勉な努力”の持続が得意であるが“急な変化への対応”が苦手である。

5.出来事や対人関係を悲観的に認知しやすく、“物事の良い面”よりも“物事の悪い面”にばかり意識が向かいやすい

6.過去の終わった出来事にくよくよとこだわったり、一つの物事や仕事から意識を離すことができなかったりという“不器用な執着性・不適応な意識の集中”が見られる。
うつ病の発症リスクとなる性格行動パターン(病前性格)とセルフヘルプによる予防的対処

2011/05/20 | Comment (0) | Trackback (0) | Edit |
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フレネミーとは 意味・特徴・具体例

 [ 関連用語
フレネミーとは、自己愛性人格障害者の中で、表面的には友人関係を装っているタイプの人たちのこと。海外では深刻な問題となっている。


フレネミー(Frenemy)の意味


語源は、Friend(フレンド 友達)+Enemy(エネミー 敵)。
友達を装いながら敵のようにあなたを傷つける言動を日常的にしてくる人

■友達を利用するタイプ
自分にとって有益な相手に近づき、影では相手の悪い噂を広め、周りに良くない印象を与えようとする。

■友達を従属させる派タイプ
一対一の深い関係を求めてくる。同時に他の友達との関係を断絶させ、自分の奴隷にしようとする。


フレネミーチェックリスト


1. 嫉妬心が強い
2. 常に自分と周りを比べている
3 .恋人の切れ目がなく、相手に合わせる恋愛傾向がある
4. 人の真似をしたがる
5. 自分が一番じゃないと気がすまない
6. 悪口を言っていた人と平気で仲良くする
7. 10年以上、付き合いがある友達がほとんどいない
8. 自己顕示欲が強い(自分大好き)
9. 褒め言葉に混ぜて、グサっとくる言葉を言う
10. 周囲から社交的だと見られている
11. 知り合ったばかりの人には親切で良い人に見える
12 .打算的に人間関係を築く


自分の感情の変化でフレネミー度をチェック


・その子といると作り笑いをすることが多い
・その子と会ったあと、妙な疲れを感じる
・何か嫌なことを言われるのではと身構えてしまう


フレネミーの特徴


■恋人ができたり、仕事の昇進が決まったり、あなたにとっていいことがあったときに、わざとがっかりさせたり、とげがあったり、批判的なことを言ってくる。

■どちらの意味ともとれるような褒め方をしてくる。
(例えば、「化粧したら綺麗じゃん!」のように、「化粧してないときはブス」の意味にとれる褒め方など)

■陰であなたの噂話をする。問いただしても、「噂話なんて言っていない」と否定されたり、「聞き間違えだ」と言われてしまう。

■その人と会って話した後、気分が下がったりモヤモヤした気持ちになたり、自分の見た目や内面に自信をなくしてしまう。

■自分が話し始める度に相手から険しい目線を感じる。

■あなたが他の友達や異性と仲良くなるのを阻止してくる。

大勢の前でわざと嫌な話題をふり恥をかかせようとしてくる。
相手の評価を下げるような行動を取る。
心の底では相手が苦しむのを楽しんでいる。
尾ひれをつけて相手の評価を下げるような噂話を広める。
問いつめると「そんなに大切なことだったなんて知らなかった。悲しい」と、逆に問いつめたこちらが悪いような言い方をしてくる。
基本的にターゲットの評価を落とすまで離れない


フレネミーの具体例・体験談


友達のふりをした敵フレネミー。
特に女性に多いと思いますが、仲良くしてるけど何か違和感がある…。ターゲット以外には人当たりよくいい人と思われてるので周りからの評判がいいって事もあるみたいですね。こんな事があったって経験をお聞きしたいです。
周りにいるフレネミーな人
という掲示板を見つけたので、書き込みをフレネミーの具体的な行動として項目別に分類しました。

嫉妬深い


親友のつもりみたいだけど奴隷にしたいだけ。
わたしの幸せは 妬み の対象
すべてはわたしより上じゃないと許せない
仲良しの振りして、お腹の中では不幸になる事を望んでる人。
フレネミーの見分け方は自分の事は話さないのに相手の事は根掘り葉掘り聞いてくる人!嫌がる事やストレスになる事をわざと言ってくる人!

私が結婚した途端、毎年来てた誕生日メールと年賀状がピタリと止んだ子。
あなたはなんだったんですか?と聞きたい。
確かに何故か自分のことは嘘ついてでも話さないよね
なんでだろう

あとこちらが失敗したら世話を焼きたがるのに
成功したら笑顔の裏から敵意や悪意がにじみでてて突き刺さりそう
怖いわ


悩みや相手の悪い情報を聞き出しばらまく


自分の優越感を満たすために仲間を招集して、「○○ちゃん、嫌な姑は最近どう?」とか、ネガティブな話をさせ、それをまたよそでペラペラと広める。
バイト先のオバさんとかそんな感じ。
やたら親しくしてきて、聞き出した情報を身内で回す、みたいな。
偵察役みたいな人って何処にでもいる。
騙す為に最初だけ仲良くしといて、悩みとか好きな人とかいろいろ聞き出してから私と通りすがりに相談した悩みを人に聞こえるように言って馬鹿にしたり、広めたり、私が好きって言った人に好きでもない癖に告白したり。
何が楽しいのか意味不明。私が悲しんだり悩んだりするのがあいつの生き甲斐なんだろうけど。

こんな事を何回もされたけど謝られたら許してしまってまた裏切られての繰り返し…
色んな酷い事を他にも数えきれないくらいされ、死のうと思った事も何度もありました。大人になった今そいつの事を絶対許す事はありません。
まさにフレネミーな友達いました。フレネミーのチェック項目も当てはまりすぎ。
旦那と私の出会いをお見合いパーティーと嘘を言いふらしてたのをきっかけに縁切りました。
相談乗る振りして実は私の悩みを楽しんでた女。
恋愛の相談も仕事の愚痴も聞いてくれる。そして凄く気が強い。でも何故かその女のペースで動いてる私がいた。何故か仕事も何もかも上手くいかなくなっていつも相談してた。結局はいいようにコントロールされてたんですね。それに気がついた今は付き合い止めました。
本当にフレネミーの特徴全てに当てはまる女でした。
仲良くしたいって言ってきて話した内容とか共通の知人に言いふらしてた。すぐ嫉妬して僻みとか人の悪口しかでない見栄っ張り自称サバサバ女。まだ色々トラブル起こしてるみたいだけど縁切ってよかったー
普段は作り声で、助かりますぅ~とか言ってるくせに、ちょっとしたミス(ほんとその場で言えば済むってレベル)を、なぜか私が帰ったあと、上司と同僚の男、に電話で報告
思考回路が気持ち悪すぎる。
鬼のように厳しい部長(女)に私たち下のもんのあることないこと、吹き込んでた。
表面上は、私たちの味方みたいな顔していろいろ話を聞き出すんだよね。
ある子は、ちょっとしたミスを面白おかしく話したら、部長に呼び出されて怒られた。話した相手はソイツだけだっ たから、すぐチクリがばれたけど。
私もいろいろヤられたわ。

中間管理職って、上司と部下の調整をするためにいるんだと思うのに、部下の前では味方面して、影でこそこそするなんてサイテー。
電車の中で事務所社員がOOちゃん何で辞めちゃったの?(本当は理由を知っている)
工場勤務の人、実はOOちゃん仕事クビになったんだよ。と大きな声で
休日の混んだ電車内。向かいの座席の人々の視線が一気に私に集まった。
ただ苦笑いしか出来なかった


陰口が多い


男の子が私を紹介してほしいって言ったらデタラメな悪口ばかり吹き込んで「あの子はやめた方がいい」って言ってたみたい

一般的には、人懐こくて友達が多い。
でも、仲が良くなると、利用したりウソつかれる事が多くなった。
親友だったけど、それがわかってから、距離をおくようにしました。
人の悪口、陰口が平気だったり、
ここだけの話なんだけど~ってすぐにペラペラ話す口の軽いタイプは、
自分も他所でも同じように言われてると思う。
私は陰で散々悪口言っておきながらその人といる時は物凄い仲良くしてる人をフレネミーと感じる。
まさに11さんの説明通り、下に見て優越感に浸るか利用しようとして仲良くしているふりをしてるんだよね。
私が見たフレネミーは、短期のアルバイトで仲良くしてた人に対して
「●●さんが別の仕事になった時辞めようかと思いました~」なんて甘えてたのに
別の仕事で一緒になった際、「帰りの時間合わせようとするんだよ。ウザいでしょ?」と切り捨てた子。
今まで散々甘えてたのに甘えられると切り捨てるなんて怖い…。
その子はふとした瞬間ジト目してたよ。
それ以来ジト目の人苦手…^^;
ナントカちゃんって嫌じゃない?この前もああでこうで・・・と悪口を言ってきたので

そうかな?何かの間違いかもよ と言ったら私の気持ちをわかってないとキレられ
そんなことがあったの?知らなかった と言ったらあんたは周りの人間関係に鈍感だよね~とディスられ
そうなんだ、あの子そんな面もあるんだね と言ったらそのナントカちゃんに「133があなたの悪口言ってたよ!」と吹き込むフレネミー。(自分が言っていたことは雲より高い棚にあげてある)

何がしたいんだよ。。。


対人操作・仲間はずれを作る


自分がグループの中の一番下になるのが嫌で必死な人。
もともとグループにランクなんて無いのに
意識してそういう派閥を作りたがる子
他人の持ち物を貶してるのに後日自分も買ってたり、〇〇ちゃんがあなたの悪口いってたよ♪って平気で作り話する人いるもの
プライドが高くて、腰を低くできないんだよね
私はそういう人に振り回されるのも、巻き込まれるのも嫌なので1人が好きになりました。
距離をおいたら解決するんだろうけど
裏で悪口を広めて味方を増やしていくからね
悪口の原因は本当くだらないことだったりするのに
被害を受けた側は傷つくは職を奪われるは人生曲がるレベル
普段は優しいいい子なんだけど、なぜか 誰かを仲間はずれにして喜んでた(らしい)
合コンとかも わざと一人を呼ばないでその子の前では 他の子と目くばせしたり。
夏休みにみんなで旅行に行こうと言っていたのにいつの間にか 一人には連絡しないで
旅行先から 「今、◯◯に来てます!」ってハガキを出したり。
他の大学の学祭に行こうと言っていたのにいつの間にか 誰かには言わないで行ってたり。
その時、来なかった子の悪口を言いどおし。
最初はビックリしたけど、途中から この子はちょっと精神を病んでるのかも
と思うようにしました。


フレネミーのターゲット


フレネミータイプの人は、はっきりと言い返せない人等ターゲットになる人を瞬時に見分けます。
会社で人望の厚い人がこのタイプだと厄介ですよね。
しかも、「あの人は裏で色々言う人だから気を付けて」なんて初対面でご丁寧に言ってきたり。
(言われてる人がフレネミーの餌食なだけだったりする)
初対面で根掘り葉掘り聞いてくるタイプに気を付けるだけで大分身を守れるかも。
蓋をあけると・・・っていうパターンがほとんどだと思う。
フレネミーって自己愛に近いと思うんだけど、そういう歪んだ人ってターゲット選びにずる賢いからね
こいつなら楽勝~って人にどんどん攻撃してくるもんだよ。


「あなたの為を思って…」と夜中に2時間電話でダメ出しされた。「みんなそう思ってる」と言うので、「みんなに確認します」と答えたら、「せっかくアドバイスしてあげたのに周りを巻き込むな」とキレられた。意味わからん。
仲良くして来ようと近づいてくるんじゃなくて、利用しようと思って近づいてくるのが怖いよね。
初対面からなれなれしい人、フレンドリーな人もそういう傾向が強い気がする。
自分だけ良い存在でありたい為に、周りを踏み台にする。
もちろん悪いことをしているという自覚もない。



一見人当りもよく外見もよくで頭の回転も速く
いつも皆に囲まれていました。

でもその子と話すとどうしても嫌な気持ちになります。
依然私が友人と遊びに行ったことをフェイスブックに書いたら
電話がかかってきて(夜の11時ぐらいです)
「どこに行ったんだ 誰と行ったんだ 何人と行ったんだ」
と細かに聞いてきて怒り出しました。その後私の外見について
ひどく侮辱し、最近私が始めた趣味についてもこきおろしました。

また、共通の知人が私のことを悪く言っているなどと
と言いその知人の悪口を言っていました。
きっと私と友人という二者関係をつくり、王様と奴隷といった
主従関係を作りたかったからだと思います。

フレネミーという人は決して人と対等な関係を築けません。
ささいなことでも競争になってしまい、少しでも相手が自分より
良いと思うと(自慢でなかったとしても)競争心が沸いてきて攻撃的になります。
相手が離れようとすると途端に下手に出てきます。
本当は自信がなく、誰もが離れていってしまう可哀そうな人です。
http://detail.chiebukuro.yahoo.co.jp/qa/question_detail/q1270669052

2011/05/20 | Comment (3) | Trackback (0) | Edit |
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トラウマティック・ボンディング

 [ 関連用語
・トラウマティックボンディング
危険もその危険を回避する安全も加害者の中にあるので、
加害者に恐怖を感じる反面離れられない、離れたくない。
ストックホルムシンドロームなども当てはまる


簡単に言うと、被害者が加害者に対して
愛情に似た気持ちを持ってしまうということです。
あまりにも酷い目にあったり、恐怖が大きいと、
自分が生存し続けるために相手を「好き」と思い込むことで
加害者に対する態度や感情を調整しようとします。
それは精神的な自己防衛反応です。

DVとストックホルム症候群:えくぼ姫|ほたる石モラハラ被害支援の会
ストックホルム症候群とも言います。2人の間に力の差ができている、被害者が加害者をとても怖がっていると同時に好意も感じている、そして被害者が孤立していて、逃げられないと信じ込んでいるときに、被害者は加害者を怒らせないようにとか機嫌を悪くさせないためにと気を使い、少しずつ加害者の考え方や価値観を身につけようとします。ですから、被害者の方は彼のことで頭が一杯になってしまいます。そしてまるで捕虜のような状態になってしまっていて、非常に離れにくくなっていす。もし離れたとしても今まで彼のことで頭がいっぱいだったので、自分自身のことがまったく考えられなくなっていたりして、「透明になってしまった」とか、「ぺらぺらの紙のようになってしまった」という方もいます。 

DV防止教育センター
加害者が怒りを爆発させているとき、被害者はものすごくパニックになります。
その後加害者の、「もうわかった、許してやる」という一言で、瞬時に被害者はほっとします。パニックから解放されるわけです。加害者はそのように目の前で炎をあげるようなこともできる一方、それを一瞬にして消火する力も持っている。

繰り返しそういうことが起こる環境では、被害者は自分が安全じゃないと思い、安全なものにしがみつきたいと思うようになります。そして、火を消せる人こそ、自分にとって安全なものというふうに思ってしまう。
それが、トラウマのある関係性の中で起こる強い結びつき(トラウマティック・ボンディング)です。

『トラウマからの回復』~私らしく輝くために~(DV理解)
被虐待者が、虐待者を、理想化し、愛してしまうというのは、悲劇を超えて喜劇的であるが、現実によくあることなのだ。誘拐された人質が、いっしょにすごすうちに、いつのまにか犯人のかたを持ってしまうのも同じだ。専門用語では、ストックホルム症候群とか、トラウマティック・ボンディングとかいうらしい。

虐待者は、プライドばかり高いが、実は小心で、愛に飢えた、無能な男(女)なのだが、被虐待者は、おそらく自分のプライド維持のために、そのような相手が、すごい影響力を持った重要な人物という風に、現実を歪めてとらえてしまう。

そして、今は不遇だが、私の愛で彼を支えてやらなければならないと思い、いつまでも彼から離れない。自らいっしょにいることを選択する。自分を見下して自分の所有物のように扱う相手を無意識に崇めてしまう。

私の悪い癖:憎むという形で相手に執着する - ある依存症患者の「笑える」手記
相手といると苦しいし、どんどん絶望していくのに、離れるときは片身をもがれるような苦しさがありました。青春を共有していたという思い出もあったし、人前での愛妻家のような行動とモラハラ行為との二面性にものすごく混乱があって、苦しかったです。

自分が愛されていなかった、あれは支配だったのだ、ということを認めることは世界が崩壊するような感覚がありました。
自分でも「情けない」気持ちが強すぎたり、「後ろめたい」ところがあるから、
素直に、相手に対する怒りの気持ちが湧いてこない。
結果的に、自分に攻撃性が向いて、「悲しくなったり、辛くなったり」するのかもしれませんね。

それから、「それでも、信じたい」気持ちが残ったり。
相手を否定することは、それまで、相手を信じてやってきた自分を否定することになってしまうから。
いままでのことを全部否定されたようで…
信じてきたぶん…行き場のない気持ちと葛藤しています…
私は自己愛親の元取り巻きの子だけど、
真実に気づいたら大事な物事が崩壊する、ものすごく自分にとってまずいことになるっていう
恐怖感に常に駆り立てられてて、「もしかして」とひっかかる事が沢山あっても
すべてから目を背けるしかないとっていう思考パターンにはまってたよ。
もしかしたらこれがいわゆる洗脳って奴かもしれない。


モラルハラスメントを受けた被害者はずっと(もしかしたら一生)自分が被害者だと気づきません。それは、加害者のマインドコントロール、被害者の罪悪感からくるもので、自分が被害者だと自覚するのが大変苦痛を伴うことだからです。



2011/05/20 | Comment (1) | Trackback (0) | Edit |
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ダブルバインド・メッセージ 二重拘束

 [ 関連用語

ダブルバインドの意味


二重拘束
二つの矛盾した命令を受け取った者が、その矛盾を指摘することができず、
しかも応答しなければならないような状態。

二重拘束(ダブルバインド・メッセージ)
①二人の人間の間で繰り返され、
②否定的なメッセージが送られ、
③それとは矛盾する第二の否定的なメッセージが同時送られ、
④どちらに反応しても罰せられ、
⑤しかもその事態から逃げてはならない


*言うことが矛盾している。
*言っていることと表情が違う。
*どちらを選んでも怒られる。

その矛盾のあるメッセージに対して反論できない、もしくは聞けない上下関係、状況であることがダブルバインドの特徴です。完全に対等で突っ込んで話し合えるのなら、解決できますから。


ダブルバインドの例


「自主的に動け」と言ったかと思うと「勝手にするな」と言い、「きちんと謝れ」と言ったかと思うと、すぐ謝った場合には「すぐに謝るな」と言います。被害者が黙って聞いているとその姿勢を突き、反論するとまた、その姿勢を突くのです。

また、被害者が毅然とした態度でいると加害者は怒り出しますが、硬直し萎縮していても加害者のイライラは増長されます。

モラルハラスメント(加害者とは)
後だしジャンケンなのだということがわかって安心してもらえるはずです。

つまり、何かいえば「何だその言い方は」黙っていれば「なんとか言ってみろ口もきけないのかお前は」
下を向けば「ヒトと話すときは目を見るもんだろ」目を合わせて話をきいてたら「なんだその反抗的な目つきは」
涙を流せば「泣けばなんでも許されるとでも思ってるのか」なきたいのを我慢すれば「こんな時に涙の一つも流さないなんて本当にかわいくない女だよな」

結局、何をしても、しなくても、徹底的に怒られるのです。

モラハラでしょうか?
例:
「私にかまわないで」
かまうと、かまわないでって言ったじゃないか。
かまわないと、人の気持ちが判らない人間とレッテルを貼る。
">なんだ。つらいときは、もっと率直にいってくれれば、いいのに"
こういう言い回しが、モラハラ加害者特有ですね。。。。
「いってくれればいいのに」=「いわないお前が悪い」
と、暗に責任転嫁していますね。
そして、実際に言えば逆ギレする。典型的だと思います。

自己愛性人格障害(モラルハラスメント)の方との距離の置き方
黙って聞いてると彼は“何も言わないってことは俺なんかには何も言う価値は無いって事か?”と怒るし、それじゃぁ・・と思って何か言えば“やっぱり、本当はそう思ってるのに言わないなんて卑怯だ”と、私にとっては屁理屈としか思えない事を何時間も言われるのでどうしようも出来ませんでした。謝っても更に怒りはエスカレート、どうすれば良いの??って途方に暮れること多かったです。
言葉ではYESのサイン、(優しい言葉で巧みに誘われました)態度ではNOのサインを(実際に会うと冷たくあしらわれる)出されるのでどっちに従っても矛盾と罪悪感が伴い身動きがとれなくなるんですよね。
特に相手の言葉より態度の方がこちらに大きく影響を与えるようです。
まるで失敗を願ってるような心配の仕方された。
「頑張れ」と言いながら内心「お前にできるわけないんだ」と思ってるような。
本当にだめだった時は「所詮お前なんかその程度なんだよ」と本気で言い放つ。
今も、会社の仕事うまくいかなかったりして愚痴漏らすとすぐ
「今の仕事はお前の手に負えないんじゃないか」という心配の仕方する。
「誰とでも自由に遊びに行けばいいよ」などと寛容なことを言うが、実際アナタが他の人と出かけたりすると不機嫌になるなど、二重のメッセージを使う

DV、モラハラ男の見分け方
「愛想良くしろよ」←→「作り笑いするな」
のループから抜け出せない
怒るのが目的の人に何いっても無駄
自己愛はまた何事もなかったかのようにAさんのところにやってきて、
以前のように親しげに話しかけたりする。
Aさんは「今さら何?」と混乱すると、その態度が気に入らん!となる。
「さみしそうだから気を使って声をかけてあげたのに」ぐらいな話になってる。

かといって、何事も無いかのように親しげに応対すると
「まだアイツは嫌われてることに気がついてない」
となって、BをけしかけてAさんを苛められる。
どう対応しようと、文句を言う。まさにモラハラ。
>ダブルバインドっていって自己愛が愛用する典型的なモラハラ手段だよ
ダブルバインドって言葉があるんですね。
早速ググってみたけど、なるほど。目からウロコだ。
「徹底的に反抗する気を喪失させることが真の目的」らしい。
先輩の話していることがさっぱりわからない。主語ナシ、脈略ナシ。なのに「ねぇ、私の言ってることわかった?」て詰め寄ってくる。うなづくと「わかったフリしたでしょ」となじられ、正直に「わかりません」と答えたらマジギレされて「二度と説明しない!」と怒鳴られた。
「どうするんだよ!」って言うから具体的に話したら
「お前の意見は聞いてない!」とか言われるwどっちだよwww
笑えば「ふざけるな」、黙れば「なんだその不満げな顔は」、
結局何やってもやらなくても怒る
社長がいつも先を読んで行動しろって言うから
自分で判断して仕事をしたら、『君はいつも勝手にやって!』と怒りだす。
社長の判断を待っていたら、『そんなこと分からんのか!』
一体どうしたらいいねん!っていつも思っていました。

パワハラ上司をぶっとばせ!
上司「なんでこうなったんだ?」
俺「~~で~~~になって」
上司「言い訳すんな」

俺「・・・すいません」
上司「本当に思ってんのかよ」

「言い訳すんな」の理不尽さ


ダブルバインドの目的


先ず、「指示に従わないことを禁ずる命令」(第一次禁止令)が発せられる。「こういうことは事前に相談しろ!(でなければ罰する)」というのが、それだ。

ミソは、条件があいまいなところだ。ここでは、“こういうこと”とはどの程度のことなのか明示されていない。明示されていないから、用心のためと思って相談に行くと、今度は「そんなこともお前は自分で判断できんのか!」と罰が下ることになる。

つまり、条件をあいまいにしておくことで、結局全ての行動を罰することができる。要は、徹底的に罰を与えて反抗する気を喪失させることが真の目的であり、その最終目標は、自分の思うとおりに動くロボットを作ることなのである。

“条件”には、もう一つ重要な役割がある。条件に合わない行動であれば罰を与えるという、一見“しつけ”のように見せることができることだ。このように、あいまいな条件は、被支配者を罰すると同時に、“外”に対してはまんまとカモフラージュになっている。これが、この手の支配が、時には隣に座っている人からも分からない所以なのである。

さて、条件とはその程度のいい加減なものだから、そのつど言うことが違ってくるので矛盾が出てくる。そこを言おうとすると、待ってましたとばかりに口封じが用意されている。

「お前のために言ってるんだ。黙って聞け!」という問答無用の強制-がそれである。この「異議申し立てを禁ずる命令」を第二次禁止令と言う。
「指示に従わないことを禁」じ、その指示に対する「異議申し立てを禁」ずるという二重の禁止令で拘束するためダブルバインド(二重拘束)と言うわけだ。
パワハラにおけるダブルバインド(二重拘束)の構造
<親、またはコーチ>なんで、あかんかったかわかるか?
<子ども>・・・。

<親・コーチ>ほんまにわからんのか!
<子ども>(しぼりだすように)○○○やったからですか。

<親・コーチ>それがわかってて、なんででけへんのや
<子ども>・・・。

こうしたコミュニケーションを「ダブル・バインド(二重拘束)」という。子どもにとっては、返事をしなければ怒られ、何か返事をしても怒られる。どう対応しても罰せられるしかない状況に追い込まれる子どもは「この人(親なりコーチなりですね)には、服従するしかない」と観念することになる。

というと「あるある! こういうの、あの糞上司のしゃべり方にそっくりじゃないか」と思われる方もいるかもしれない。実はこのダブル・バインド的コミュニケーションは、一方的な従属関係を作るための極めて有効な戦術なのだ。こうしたコミュニケーションを意図的に使って「あっ、この人には敵わない」と手っ取り早く思わせてしまえば後が楽になるのだから。

そうした一方的な関係を作ることが必要な場合に、それがダブル・バインド的状況であることを自覚した上で、期間限定的に「あえてやる」のはあり、かもしれない。しかし気をつけたいのは、そうした状況で支配的な立場にポジションをとれる人間にとっては、その関係が自分にとって絶好のフラストレーションのはけ口になりがちなことである。

なぜならダブル・バインド的状況で上位に立つことには麻薬的な快感があるからだ。この快感はある種の全能感と言い換えてもいいぐらい強力でもある。

クライアントのところで散々なことをいわれた上司が、会社に戻ってきて部下に対してダブル・バインド的会話を強いる。もとよりこれは言葉本来の意味でのコミュニケーションではなく、上司にとっての単なるストレス発散でしかない。

あるいは親が子どもに対して、また夫が妻に対して。ダブル・バインド的状況は、相対する人同士の間にほんのわずかな力関係の違いがあるだけで簡単に発生しやすい。それだけに気をつけなければならない。

ダブル・バインドの危険性


ダブルバインドが被害者に与える影響


統合失調症を作りやすいダブルバインド

1,言うことを聞かないと罰が来ます。
2,理不尽だと反抗すると、異議申し立てを禁じられます。
3,そして、逃げることができませんから、あきらめて学習生無力症になるか、表だって反抗することもない複雑なAC(アダプティッドチャイルド)の性格が形成されていきます。

*ACの特徴は↓
感情の抑制・他人の期待に添う努力・規律・いい子・穏便・波風立てず・我慢・妥協・忍耐・主体性の欠如・依存的・自縄自縛・消極的・慎重・上目遣い・長いものに巻かれろ……そして、抑圧された怒り。

実際、私も、強烈なパワハラ上司からダブルバインド攻撃にあい続けたあるとき「自分の行動が自分のものではないような操られ感」を実感したことがありました。「あぁ、これがあの統合失調症の前駆症状と言われる“妙な操られ感”か」と思ったものです。

自分の気持ちを抑圧し、自分の思いで行動することができず、ダブルバインドの使い手の操り人形(ロボット)となってしまうので、「妙な操られ感」や「自分が自分でない感じ」、「乖離感」を感じるようになります。自己の統合性が失われていくのですね。

ですから、このような支配にあい続けていれば、誰でもが統合失調症になる可能性があると私も思います。私は遺伝的にそのような素因があったわけではありませんので、環境因が大きいと思っております。
そして、ベイトソンが調べた家族のように、伝達されていく(世代間連鎖していく)のは「ダブルバインドのコミュニケーションパターン」ではないでしょうか。

統合失調症を作りやすいダブルバインド

すべての過程にわたって地雷が仕掛けてあるのです。しかもそれは避けようのない地雷であり、触れたが最後爆発するしかないものでした。もっとも安全なのは“動かないこと”しかなく活力がなくなっていきました。

ダブルバインドに遭うと、被支配者は自分の感情は押し殺したまま、一方的に支配者の感情や言い分を受け入れざるを得ない操り人形になってしまいます。その状況が長く続いていたらおそらくつぶれていたでしょう。

ダブルバインドという監獄からの脱出(PDF)
逃げられずに耐えられなくなったお子さんは、徐々に“しゃべらなくなる”“相手の話を聞かなくなる”などお母さんとのコミュニケーションを断つという方法でつらい状況に対処するようになることもあります。
怒鳴られた私はどうするかと言えば、モヤモヤしながらも、泣きたい気持ちを抑えて、必死で明るい振りをするのです。そうすると、父親はひとまず満足します。

こういうことの繰り返しで、私は子どものころから、感情麻痺を起こしてきました。辛い状況にいても、それを辛いと思う感情が麻痺しているのです。そうしないと、あの家で無事に生き抜くことが難しいからです。

ダブルバインドについて
”私は、常に相手が満足・または肯定するような行動をしなければいけない”
”自分の考えや気持ちを素直に表現してはいけないんだ・・。”
”私の心は、どこにもない・・。”
という状況から、行く先は、神経症・鬱です。
そして、ある素因を持っている人であれば、統合失調症や解離性症状が出てしまいます。それぐらい、「ダブルバインド」というのは、人の心を壊していくものだと思っています。

虐待やいじめの状況も、どこか「ダブルバインド」の状況に似ていると聞きます。「ダブルバインド」には、支配と従う関係があります。そして、従うほうの人は、支配的な人に対し、もちろん反論はしていけない状況であり、そして、支配的な関係の中で、何かあるたびに、矛盾あるメッセージと共に、禁止や否定語、禁止的態度もしくは否定的態度を、延々とされ続けます。
本当の意味で、受け入れてもらう、わかりあうということが出来ない、共感することが出来ない関係であります。

ダブルバインドとアンビバレンツ


ダブルバインドへの対処法


ダブルバインドを発する人に対処するには、相手のメッセージを受け流すようにするしかありません。相手のメッセージの真意を考えたらダメです。本人が混乱しているんですから、真意も何もないんです。

スルーして、受け流すようにします。そして、自分がやりたいように、仕事をすればいいです。
相手を支配したいという人間はよくダブルバインドを用いる。対策としては「逃げる」。しかし、職場や軍隊では逃げることが難しい。

そういう場合は、「予想外の行動」である。
(例)泣き出す。死んだフリをする。錯乱する。心臓を押さえてうずくまる。神の声を聞く。狐に憑かれる。邪気眼を覚醒させる。影羅を呼び出す。等

しかし、なかなかこういうアクロバチックな大技は出来ない。さしあたっては、始終殊勝な態度を取って、相手が疲れるのを待つしかない。

この状況になると、相手の気が済んだ時が終わった時なのである。この際に重要なのは、相手の言いなりにならない事である。辛いとは思うが、そこをなんとか踏ん張ってもらいたい。もうなにもかもどうでもよくなるかもしれないが、そう思ったら負けなのである。

他人事ではないダブルバインド その傾向と対策


ダブルバインドをする人(加害者)の原因


言動に一貫性がないのは、感情で反射的に行動しているからです。
ダブルバインドというのは、顕在意識と潜在意識が分離すると、生じやすいです。
自分で自分のことが見えていないということですね。

善人ぶったりして、自分で自分を誤魔化し、自己正当化し続けていると、顕在意識と潜在意識が分離していきます。顕在意識と潜在意識が分離すると、自分がどうしたいのか、どちらに進みたいのか、何を目指せばいいのかがわからなくなります。その状態でコミュニケーションをすると、当然、にっちもさっちもいかないような矛盾した要求を相手にも突きつけます。

ダブルバインドの上司に対処する方法


人間のコミュニケーションはほとんど大部分が非言語的なコミュニケーションによって伝えられます。つまり、音調、姿勢、表情、ジェスチャー、まなざしなどです。
たとえば「いいよ」と言ったとき、目がだめだと言っているときがあるでしょう。そのときあなたはどちらに反応しますか?いいという許可ですか?それともだめだという表情ですか?

非言語的なコミュニケーションは本音を表しています。だから良いと言われても、だめだというメッセージに反応するでしょう。そのとき、「あのときいいと言ったでしょう!なぜあなたは素直になれないの!」と叱られ、言葉通りに従おうとすると、今度は嫌な顔をされたり、じゃまされたりします。子供は言葉通り受け取ったほうがよいのか、母親の本音に従った方がよいのか混乱が生まれるでしょう。こうした表面上の言葉の意味と矛盾する無意識的な本音の両方に縛られることになります。これをペイントソンは「二重拘束」と呼んでいます。

子供は本来親から分離して「自分」を獲得し、自立してゆく存在です。しかし、親が子をいつまでもその影響の下に置こうとし、支配し、分離に対しても二重拘束的な方法をとっていると、子供は分離に際して大きな不安を経験します。「分離」というのは、それまで母親の一部であった自分が「母から別れてもだいじょうぶ」という感覚の下で、母親なしでもやってゆけるということを言います。分離を達成して、思春期の自立の準備ができるようになります。


2011/05/18 | Comment (4) | Trackback (0) | Edit |
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反共感

 [ 関連用語
「共感」
他人の幸福や不幸に対し、同じ気持ちを抱く心理状態
「反共感」
他人の不幸や失敗を喜ぶ心理状態

自己愛(ナルシシズム)の強い人ほど反共感が強い


「敗者のがっかり」見て喜ぶ脳 自己愛の強い人ほど反応大/放医研

「敗者」の悔しい表情を見た「勝者」の脳の反応を、放射線医学総合研究所(千葉市)の研究チームがとらえることに初めて成功した。

脳の前頭葉と呼ばれる部位で通常より強い電気信号が現れ、自己愛(ナルシシズム)の強い人ほど反応が大きかったという。神戸市で4日開かれた日本神経科学学会など3学会の合同大会「ニューロ2010」で報告された。

他人の幸福や不幸に対し、同じ気持ちを抱く心理状態が「共感」と呼ばれるのに対し、野球やサッカーなどの試合で勝者が敗者の悔しい表情を見て喜ぶ感情は「反共感」と呼ばれている。

研究チームは、反共感の際、実際に反応する脳の部位を確認するため、トランプで数の大きい方が勝ちとなる単純なゲームを実施。敗者の悔しげな表情を見た勝者では、前頭葉の前部帯状回と呼ばれる部位に現れる「フィードバック関連陰性電位」という電気信号が、通常よりも強く脳波計で測定された。

被験者に自己愛度を測る心理テストも受けてもらったところ、自己愛の強い人ほど、この電位が高くなった。一方、相手に同情しがちな人では、電位はあまり変わらなかった。

チームの山田真希子研究員は「自己愛性人格障害など様々な対人関係障害の病態理解につながる」と話している。



2011/05/18 | Comment (0) | Trackback (0) | Edit |
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嫉妬と羨望の違い 羨望の強さが破壊欲求を生む

 [ 関連用語
自己愛性人格障害者の特徴の一つが「羨望の強さ」
良い対象であるからこそ憧れ近づいたはずなのに、自分にはないものを持っている相手への怒りの気持ちが対象破壊的な欲動を動かす。


嫉妬と羨望の違い


羨望は嫉妬より激しい原始的な感情

嫉妬
持っているものを失う怖れ
自分のものだと思っていたものが誰かに取られたと感じる時や取られそうだと危険を感じる時に起こる感情

羨望
自分以外の人が何か望ましいものを我がものとしていて、
それを楽しんでいることへのへの怒りの感情であり、
羨望による衝動は、それを奪い取るか損ってしまおうとすることにある

羨望には対象をおとしめるという形をとる場合もある
他人が自分の欲しがっているものを持っているのを見て苦しめられるし、
(場合によっては対象が破壊されるまで)飽くことはないし、気に入らない

羨望は攻撃をうむ
羨望に満ちた人は、人の楽しんでいるのを見て嫌な気持ちになる。
そのような人は他人の悲惨なさまを見て、はじめて気が休まるのである。
したがって羨望にみちた人を満足させようとする努力はすべて実を結ぶことはない
「羨望と感謝」(メラニー・クライン)


羨望と嫉妬を使いわける場合、前者の方がより激しい原始的な感情であるとされる。嫉妬は、同じ社会や集団のなかで、ともに生きていく前提を当然と受け入れた上で、自分より優れたものを「うらやましい」と思うことである。これには日常の生活を活気づける肯定的な意味合いもある。

それと比べると羨望が刺激された場合には、自分より優れたものの存在を許容できなくなってしまう。内的には、自分より優れた対象を破壊してしまうこと(自分より優れた存在を意識させられることは、自らの未熟な自己愛の満足を傷つけ、強い怒りを刺激するからである)、相手に取って変わってその良きものを簒奪することについての空想が活発となる。そして、この羨望の感情に無自覚なまま、それに呑み込まれて行動することは、自分もしくは相手を著しく傷つける結果に至る可能性が高い。

Vol.149 羨望(envy)とその破壊性についての警告
嫉妬心のある人は、誰かが自分より何かしらの優位な状態に立った時に、エゴを傷つけられたと感じて苦しみます。その痛みを埋める一番簡単な方法は、他者の良いところを汚し、時には傷つけることさえするのです。例えば、友人が身体的にあるいは精神的に優れているとすると、それを批判し、中傷し、時には危害を加えることもあるということです。

大悪徳(悪習) 3(1) : XAVIERSIMBOLOS


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自己愛 無自覚型(無関心型)と過剰警戒型(過敏型)

 [ 関連用語

無関心型と過敏型


・無関心型(無自覚型 oblivious type)
1 他人の反応に気づかない
2 傲慢で攻撃的
3 自分に夢中である
4 注目の的である必要がある
5 送信者ではあるが受信者ではない
6 見かけ上は、他の人びとによって傷つけられたと感じることに鈍感である

・過敏型(過剰警戒型 hypervigilant type)
1 他の人びとの反応に過敏である
2 抑制的、内気、表立とうとしない
3 自分より他の人に注意を向ける
4 注目の的になることを避ける
5 屈辱や批判の証拠がないかどうか他人の言動に注意する
6 容易に傷つけられたという感情をもつ(羞恥や屈辱をかんじやすい)

自己愛者は大まかに上記の特徴を有する群に分かれますが、それらを一つの連続体として捉えた時に、
そのどこかに位置します。
傷つくことを恐れる回避傾向が特に強い一群は、過剰警戒型と呼ばれます。


垂直防衛と水平防衛


■垂直防衛
尊大・誇大な態度をとることで、高い要求水準をクリアしている自己対象だけを受け入れ、そうでない自己対象を眼中にいれない、または見下すスタイル
自分は褒められて当然という尊大な態度・誇大な思い込み・高すぎる理想を引き受けてくれる対象以外への敬意や礼節の欠如・自分が思ったとおりに思ってくれない、自分を誉めない対象への無視や軽蔑が強く呈していれば「垂直防衛」に合致している可能性が高い。
このスタイルであれば、自己愛が傷つくリスクは少なく出来る。
だが、この方法は人から恨みを買いやすく、友達もできにくく、自分の欠点を指摘されても認めにくく、自分と異なる意見をもつ人間と切磋琢磨したり、共存共栄の道を容認することができない。
結果的に貧困な人間関係に陥り、孤立することは避けがたい。
このスタイルを貫けるのは、稀有の才能を持ち、若いうちから著名として認められるような、「この人なら仕方ないね」と周囲が認められる世界でも一握りの人間だけだと思う。

■水平防衛
高い要求水準を相手に期待して、失望や不満に陥るのを避けるべく、自己愛を充たしたいという気持ちを抑圧するスタイル。普段は人間関係を深めることに警戒し、目立たないよう振舞うが、一旦自己対象として期待できそうな相手と認めると、とんでもない要求水準の高い振る舞いをして、相手を驚かせる。
「自分の欲求を出しても裏切られて傷つくだけ」と学習し、人との信頼的・継続的な人間関係を結ぶのは難しく、「お互いに自己愛を満たしあう」には程遠い、かなり遠い人間関係とならざるおえない。
http://ai-do.cocolog-nifty.com/blog/2009/08/post-52a1.html
http://polar.shirokumaice.com/kohut/saiteigen06.html


誇大型と抑うつ型


誇大型→自己満足的で自信いっぱいに見え、派手に出っ張るタイプ(アメリカに多い)
抑うつ型→英雄的行為を回避し、消極的に引っ込むタイプ(スイスに多い)

両極端に見える誇大型と抑うつ型ですが、子供の頃の情緒的な見捨てられによって自己愛に傷を負い、本当の自尊心が乏しいという点は同じ。
誇大型は自尊心が空っぽの張りぼて状態、抑うつ型は自尊心がしぼんでいます。
対象に受け入れられたいという願望が、
前者は「私を拒むものに災いあれ!」、後者は「私を拒まないで!」
という形で表れるとのこと。
一つの人格の中に二つのタイプが併存することも多いのだそうです。


無自覚型と過剰警戒型


・類似性がある人格障害    自己愛性人格障害無自覚型
・顕示性           外向的
・体型           大人(たいじん)型
・気質           顕示性気質
・自意識の傾向       自分に自信を持っていてうぬぼれが強い
・対人面での性格      目立ちたがり
・対人面での態度      普段から積極的に自己主張をする
・優越感の感じ方      人より勝る事で優越感を感じる
・人間関係における願望   周りの人全てのリーダーになりたがる
・指示の出し方       リーダーシップを発揮して指示を出す
・人に従う態度       へりくだる事が苦手で人に頭を下げたり指図されるのを嫌う
・怒りを感じた時の態度   頭にくる事があるとすぐに口に出して言うか態度に表す
・悪口の言い方       頻繁に人の悪口を大勢の前で堂々と言う
・気前の良さ        気前がよく自分のグループに属する者にはよく奢ったりする


・類似性がある人格障害    自己愛性人格障害過剰警戒型
・顕示性           内向的
・体型           小太り型
・気質           内顕性気質
・自意識の傾向       根本的に自分に自信がない
・対人面での性格      シャイな性格
・対人面での態度      普段は割と大人しいが、人が集まると喋って場を盛り上げる
・優越感の感じ方      人を負かす事で優越感を感じる
・人間関係における願望   小さいグループを作ってそこでリーダー的存在になろうとする
・指示の出し方       権謀術数に優れ自分は表に出ないで人を使って目的を果たそうとする
・人に従う態度       力のある者には逆らわず素直に従う
・怒りを感じた時の態度   本当は短気だが頭にくる事があっても怒りの感情を表面に出さずに根に持つ場合がある
・悪口の言い方       頻繁に人の悪口を噂話で言う
・気前の良さ        ケチな人が多くてあまり奢ったりしない方だが自分を慕ってくる者に対しては面倒見がいい



人と接するときは絶えず演じてるよ、なんせ自分がないからね、あるいは
素の自分じゃあとても人に受け入れてもらえないことを理解してるからね、
偽りの自己というらしいけど、幼児期あたりに形成されるから、その癖は
なかなか直らないというか深く根を張っているよ。


周りの人間の言動を心の中ですごい馬鹿にして、
でも傷つけられるのは怖いから、他人の顔をうかがってビクビク接してしまう。
恥をかくのなんて耐えられないから人の何倍も消極的だし、
最近はちょっと出掛けるのも億劫。
自分より優れている人を認められない。


自分より押しの弱い人間、立場の低い人間に囲まれれば無自覚になるし、
そうじゃなければ過剰警戒になるってだけのような。
本質での違いはそうないと思うよ。


自己愛性のヤツは自分を愛しているくせに、必ず自己嫌悪があるという。
それは理想の自分と現実の自分を比べた時。「現実の自分は、ショボい」。
それが自己愛性の自己嫌悪。

それがどんどん進むと、自己愛肥大型から自己愛萎縮型に変わるのだろう。
自己愛萎縮型の代表は境界性。ボダ。
極端に自己愛が萎縮すれば、自傷などの自虐に走るヤツもいるだろう。

とにかく自己愛性のヤツは、調子がいい時はいい。
でも社会に拒絶される環境に陥ると、一気に自己愛が萎縮したりする。
中学の時は勉強ができてモテていた。そういう時はいい。
でも高校で勉強が追いつかず、モテなくなると、自己愛萎縮に陥ったりw


数年前、私の勤務することになった課に、20代前半の女子社員Aさんがいました。
色白でほっそりしていて(実際に病弱だった)、高く細い声でしゃべる人でした。

いっしょに働くうちに、Aさんが自慢話が多く、よくものに躓いたり貧血で倒れたりする場面を目にするようになりました。
自慢話も家柄自慢なのですが、「私は織田信長の子孫」というような、見え透いた自慢ではなく、「この前、実家の蔵から変わった日本刀が出てきたの、○○と関係があるみたい、うち○○の家臣だったから」などと「いかにも」といったものでした。それから躓いたり貧血で倒れたりも必ず人のいるところで、です。そのたびに誰かが大丈夫と声をかけると、大げさに顔をしかめてみせます。要するに「人の注目を集めていたい人」のようでした。

だからといって別に私が困ることはないわけで、少しうっとうしいなという程度だったのですが、そのうちになんだか回りの人たちがよそよそしいのに気づきました。「ここの課ってみんなドライなんだな」と思っていたのですが...

ある日先輩に「ちょっとミナコさん、ひどすぎない」と言われました。何のことかと思ってよく話を聞いてみると「ミナコとAが一緒に帰っていたとき、車内で気分の悪くなったAを放っておいてミナコが先に帰った」というものでした。しかもAさんは「ミナコさんに迷惑がかかるといけないと思って必死で耐えていた」と言っているというのです。

確かに数日前、私はAさんと同じ電車で帰りました。その車内で彼女は口元を押さえ、しゃがみこんでしまったのです。私は「Aちゃん、気分悪いんだったら次の駅で降りよう、そこでタクシー拾うからさ、送って行ってあげるよ」と言いましたが、Aさんは「いいえ大丈夫ですから、ミナコさん先に帰ってください」と言います。「でも」「私、他人に気を遣われるとそれがストレスになるんです。だから放っておいてください」さすがにそこまで言われると、他によい方法もないし、私の乗り換え駅が近づいてきたので先に降りることにしました。先輩はそのことを言っているのです。

同時に思い出したこともありました。私の顧客が急に来社されたとき、Aさんにコピーを頼んだのですが、それがひどくゆがんでいたので注意しました。すると謝るのはいいのですが、私が給湯室にお茶碗洗いにいくときもついてきて、「ごめんなさい、ごめんなさい」と何度も謝ります。こちらも何度も「いやもういいって、今度から気をつけてくれたら」と言っても、
また「ごめんなさい、ごめんなさい」が始まります。ご存知の方もいると思いますが、給湯室はだいたい女の子が数名たむろしています。当然理由を聞きますよね。すると「ミナコさんに恥をかかせてしまって、どうやったら許してもらえるか、私、私」ともう涙目。これで「お局ミナコにいじめられるかわいそうなAさん」という図式が出来上がってしまいました。

先輩の言葉からすべてを察した私はもう茫然です。
恐ろしいのは、Aさんは嘘はついていないということです。事実は事実なのですが、それを自分の都合の良い(自分が被害者でいられるような)解釈の仕方をして回りに吹聴するのです。回りの人がよそよそしくなったわけもこれで納得がいきました。

怖くなった私は徹底的にAさんを避けるようにしました。少しでも相手と関わりをもったら最後、どのような「事実」が誕生するかわかりません。幸いにも、私とAさんは担当している仕事が全く別だったため、それ以上の事態には至りませんでした。(ちくちくと、嫌なことは言われつづけたのですが。それも「私にとっては」嫌なネタで、他の誰もが嫌と思うようなネタではないんですね。このあたりも巧妙だと思います)そうこうしているうちに、新たなターゲットが出来たようでした。

常に「被害者」でいなければならないわけですから、当然、加害者も必要になってきます。次の犠牲者は上司である課長でした。そして今回、AさんにはB君という強力な助っ人がいました。B君は年齢が私とAさんのちょうど中間くらいの男子社員です。

課長はやり手でしたが、ぶっきらぼうなところがありました。例えば、新しい企画を出すと「あっそ、君がやりたいならやれば」みたいな調子です。しかしその一方で、「今度うちの○○がこんな企画出したんです。面倒みてやってください、よろしくお願いします」とあちこちへフォローの話をしてくれるといった人でした。私は1ヶ月もすると課長の性格を飲み込み、うまくやれるようになりました。しかし、自称繊細なAさんがこのような課長と普通で済むはずはありません。「課長の言葉に私、とっても傷つくんです」が始まりました。B君はAさんのこのような被害話を丁寧にきいてやり、毎日何時間も電話で、ときには明け方までAさんと話し込むようになりました。

忙しい部署だったので、残業は日常茶飯事だったのですが、「心労のあまり何もできない」Aさんの仕事を夜半すぎまでB君がしたりしていました。そのときも影のようにAさんはB君によりそっているのです。出社拒否ぎみに陥った彼女を毎日家まで迎えにいき、帰りは送っていきました。B君がAさんのことで、課長にくってかかることも多かったように思います。まさしく「共依存」といった状態でした。この課は社員同士の競争も激しく、別名「生き馬の目を抜く○○課」と呼ばれていました。B君はそういう雰囲気についていけなかったようで、Aさんの面倒を見ているときが彼自身にとっても安らいだ時になっているようでした。課長も困ったのでしょう、別の課からCさんという女性をスカウトし、AさんとB君の仕事を3人でするように、ということになりました。

しかし何ヶ月かたったある日、げっそりとした表情でCさんが言いました。「もうだめだわ、ミナコさん私あの2人とはやって行けない」何でも、2人は何でも自分達で取り込んでしまってCさんには全然仕事を渡そうせず「これは3人でする仕事でしょ」とCさんが言うとBくんは「僕達のことはあなたに関係ないでしょう」と言ったというのです。

2人の行動はエスカレートしていき、課長の上司の部長にも「課長がAさんをいじめる」と直訴したりするようになりました。課長はますます孤立し、見た目にもはっきりわかるほどやつれていきました。そして、恐れていたことが起こりました。

その日、私は課長と仕事の打ち合わせをしていました。私が根回しを頼んだ相手に、課長が「では僕が話をするよ」と電話しようと立ち上がったときです。受話器を握ったまま、課長の体がゆっくりとデスクの向こうに倒れこんでいきました。「課長!どうなさったんですか、課長!」私の叫ぶ声は課長には届いていなかったと思います。しかし、呼びかけずにはいられませんでした。「課長!」

このあたりは私も記憶が混乱してて、よく覚えていません。
ただ救急車が来るのがものすごく遅く感じられました。

課長はしばらく休職し、その後支社へ転勤になりました。AさんもB君も別の場所に異動しました。上層部がどのような調査をし、決定をしたのか、ぺーぺー社員の私にはわからないことです。

他のブサイコは、本人以外の人が皆、その異常性に気づいてて、それを他人に話しても「うん、わかるわかる大変だね」と理解してもらえますが、この場合は、「ターゲット」が決まっているので、それ以外の人には、むしろターゲットの方が悪いように思われてしまうのが怖いところです。たぶん、あのころ同じ課にいた人でも三分の一くらいは、Aさんってかわいそうと思っていたのではないでしょうか。B君の存在も、Aさんが自分を正しいと思い込むのに拍車をかけたのでしょう。普通のブサイコをびっくり箱とするなら、私の場合は、ひたひたと、気づけばまわりを包囲されているようなそんな恐怖感を感じました。

まがりなりにも上司なので、課長に同情しながらも相談にのってあげるといった差し出がましいことをするわけにもいかず、傍観者になってしまったことを後悔しています。


2011/05/18 | Comment (2) | Trackback (0) | Edit |
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