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変容性内在化とは

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自己愛性パーソナリティ障害の原因の一つが「変容性内在化に失敗したこと」


変容性内在化とは


「自己対象と素の相手とのギャップへの気付き→許容度の向上」 という出来事

変容性内在化は、適度に失敗することもあるような親の元で育てば大体自然進行し、要求水準が少しずつ下がっていくが、(理想化されていた親も不完全な存在であることに気づく)急激な落胆を味わうとギャップを感じたらすぐに「裏切られた」「失望した」になってしまう人になってしまう。

コフート自身は、治療者-クライアント間で変容性内在化が起こることが大切だと説いていた。つまり、クライアントが治療者を自己対象として体験しつつ、適度な失望なり、 “雨降って地固まる”なりがちょっとずつ起こることが、自己愛パーソナリティ傾向の治療論として大切だよね、というような事を書いていた。
http://polar.shirokumaice.com/words/transmuting_internalization.html


変容性内在化というのは、現実の生活体験によって理想化されていた親(自己対象)も不完全な存在であることに気づき、親が果たしてくれていた役割・機能を段階的に自分が内在化(獲得)していくということである。

これとは逆に、発達早期の親が非共感的な反応を示して、例えば子どもを拒絶したり虐待したりすると、子どもは最適な欲求不満を経験できずに、自己対象である親の理想化に失敗することになる。
これは、自己を心理内面で安定的に支えてくれる『対象恒常性の確立(自己対象のイメージの確立)』ができないということにつながり、ストレス耐性や孤独耐性が極端に低くなって、現実的な社会生活・対人関係に適応するのが困難になってしまうことがある。
http://www5f.biglobe.ne.jp/~mind/knowledge/biblio/biography010.html
http://humanbeingasap.blog.fc2.com/blog-entry-145.html


変容性内在化が不十分
● 子どもは発達と同時に、現実の禁止に出会い思い通りにならないことを知るし、また、両親や周囲が自分の思い通りにならないことも知らされ、非常に辛い状況の追い込まれる。

● そんな時、失望やフラストレーションが適度であると、本人の中に理想化されている親の機能が本人の中に取り入れられる。
これが「変容性内在化」といって、人間の成長にとっての根本のひとつとなる。

● しかし、これが無関心で冷たい・禁止・ 強制的な命令・拒絶・虐待といった仕打ちだと、度を越えた不満・失望にしかならないから、当然「変容性内在化」は起こらない。

● また、逆に子供を、不満や失望をほとんど与えないような育て方をすると、これも「変容性内在化」が起こらず、成長しない。

● また、もともと適切なミラーリングや理想化が行われていなければ、「変容性内在化」が起きにくいと言われている。

● この「変容性内在化」が起きないと、いつまでたっても自信がつかず、また対象からの取り入れに執着して、他者からの評価にばかりビクビクする人間に成長してしまう。
http://blog.livedoor.jp/mental_xx/archives/6041349.html
http://ameblo.jp/myu-music/entry-10673122300.html


自己対象の定義


自分の一部であるように体験される対象のこと。
人とのコミュニケーション時によく起こる、相手が自分の延長上の一部となっている状態、感覚。
自己対象とは自己の一部であると思う外界の対象だが、自己を支える対象でもある。
要するに自己と自己愛を支えてくれる対象である。

2011/05/18 | Comment (0) | Trackback (0) | Edit |
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